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お手軽コネクター付け替え

AWG22(外径約1.2mm)リード線タイプ用お手軽コネクター付け替え手順

ここでは、特別な工具やハンダゴテを用いずに、リード線切りっぱなしの組電池に、既存電池のコネクターを手軽に結線する方法を記載します。

※【ご注意ください】本来は、半田とハンダゴテを用いての結線か、圧着コネクターを用いた結線をオススメします。
※【ご注意ください】AWG12(外径約2.8mm)のリード線のみ組電池は今回ご紹介の結線コネクターでは対応できません。

用意するもの

下記にコネクター付け替えに必要な道具を示します。テスターはなくても作業は可能ですが、トラブル防止のためにテスターを用意したほうが安全です。

  1. ①カット機能付きペンチ:ラジオペンチ、ニッパーなどを組みわせても大丈夫です。リード線のカットと結線コネクターの圧着に使用します。ペンチはダイソーなどの100円均一ショップで200円程度で販売しています。良いものを用意する必要はございません。
  2. ②既存電池のコネクター:既存電池から、コネクターとリード線をカットしておきます。
    【!注意】電池からコネクターをカットする場合は、2本まとめずに、プラスのみ、マイナスのみでそれぞれカットしてください。ショートの原因となります。
  3. ③結線コネクター:結線コネクターはAmazon(アマゾン)やホームセンターで購入可能です。アマゾンで探す場合は「結線コネクター」で検索すると多数でてきます。その中で、リード線被覆を剥かず、そのまま圧着すれば結線できるコネクターをご選択ください。
    プライム会員なら、およそ720円税込~1000円税込くらいで、購入できます。
    今回使用したのは「サムコス 1ピン配線コネクター 10個セット」となります。
  4. ④リード線のみの組電池:弊社作成の組電池です。【!注意】今回使用したのはAAサイズ(単3サイズ)の組電池です。リード線がAWG22(外径約1.2mm)のリード線が対象です。
  5. ⑤直流テスター:電圧や通電のチェックに使用します。なくても作業は可能ですが、結線不良などのチェックができませんので、あると精度の高い作業が可能です。
    直流テスターは弊社でも販売中です。

 

リード線被覆のストリップ

テスターで電圧を測定するために組電池のリード線の先を少しだけストリップ(剥く)してください。
ペンチやニッパーで切れない程度リード線の先を挟み込み、そのまま横にスライドさせれば簡単にストリップできます。

電圧の測定

電池の電圧を測定します。通常はラベル表示の電圧より少し多い電圧が表示されます。(今回テストで使用した電池はやや電圧が低くなっています)

芯線のカット

電圧を測定したら、芯線をカットしておきます。作業中にショートするのを防止する意味合いと、結線コネクターでは芯線のストリップは必要ないためです。

結線コネクターと組電池のリード線の接続

結線コネクターに、組電池のリード線を差し込みます。写真で見えている透明部分の穴に、リード線を奥まで入れてください。

しっかり奥まで差し込みます。

結線コネクターの圧着

リード線を奥まで入れたあと、透明部分と黒い部分をペンチで挟んで、圧着します。上記結線コネクターの場合は透明部分の爪が黒い部分にかかるまで圧着します。

 

プラス側のリード線も同じように圧着します。

既存電池のコネクターの結線

既存電池のコネクターを、組電池側とは反対側の結線コネクターへ圧着します。

このときプラスとマイナスの色が反対にならないように注意してください。基本は同じ色に接続して下さい。

※基本、「赤」がプラスです。「黒」または「青」がマイナスです。

接続の確認(圧着の確認)

しっかりと接続されているか、また圧着されているか確認してください。圧着が甘いと、トラブルの原因となります。

結線後の電圧の測定

最後に、電圧の測定を行ってください。電圧がでなかったり、電圧が低い場合は結線不良となりますので、再度圧着するか、最初からやり直してください。

最後の注意点

今回ご紹介した結線コネクターを用いたお手軽コネクター付け替えですが、基本的にはあまりおすすめできません。

ハンダゴテを用いてしっかりと結線いただくか、圧着工具を用いた結線をおすすめいたします。

 

 

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