アクアリウムに停電は致命傷・・・
地震や台風などの自然災害による大規模停電はいつやってくるかわかりません。復旧まで時間がかかったり、停電範囲が被災地以外に広がる可能性がある為、アクアリウムにも停電対策は必要です。「少しの停電だろうから大丈夫」「すぐに復旧するでしょう」という油断は、熱帯魚の命にかかわります。
アクアリウムに欠かせない電源????
水槽の環境維持には、ろ過フィルター、エアーポンプ、温度管理の為のヒーターなどが欠かせません。
停電により電源が途絶えた場合、底と水面で温度差が出てしまい「水が混ざることによる水温の急変」を受けてしまいます。そうさせないために、停電が長引くときは水を撹拌する必要があります。また、停電時は水温が低下することで魚が消化不良を起こし、内臓にダメージを与えてしまいます。それを避けるために、停電時はエサを与えないようにするなどの配慮が必要になってしまいます。水温が1℃下がることは人間にとって気温が4℃下がるのと同じことと言われています・・・
また、水中に溶け込んだ酸素を体に取り込んで生活している魚は、水中から酸素がなくなると、酸欠状態になってしまいます。その場合の対策として水槽の蓋を開けるなどの対策はあるが、冬場は水温低下を促してしまうので、電源が途絶える事は、魚にとっても飼い主にとってもマイナス要素しかないという事になります。
停電は避けられないが、ポータブル電源で電気の供給を維持できる
前述のリスクは、全てポータブル電源で解決できます。停電が起きても、電源供給をポータブル電源に切り替えれば【停電が起きていないのと同様】の状態が維持できます。もちろん、あらかじめバッテリーを充電しておく必要はありますが、コンセントに挿すだけですので、停電時に慌てて水槽の応急処置をする手間と比べたら雲泥の差で楽ちんです。
アクアリストにおススメのポータブル電源の特徴は?
ポータブル電源の中でも特におススメしたいのが、『パススルー機能』です。『パススルー』は、停電になると電源供給がコンセントからバッテリーに自動的に切り替わる機能です。
あらかじめ電源コードをポータブル電源につなげておく事で、停電が起きても途絶える事なく電源供給ができます。
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